【USM/S17】終景ラティハッサム【最高2040】
USMのS17に使用したパーティを紹介します。
【使用構築】
【構築経緯】
最も使い慣れたポケモンであるメガハッサムを使いたいと考え、ハッサムと有名な組合せである眼鏡ラティオス を併せて採用、ラティハッサムの並びから構築をスタートしました。始めにタイプ受けを基盤とするサイクルで相手のゲッコウガの後手に回る展開を嫌いハッサムとの相性が良いスカーフカプ・レヒレを採用しました。ここまでのポケモンから短期的なサイクル展開が予想されるため、足並みの揃うポケモンを採用した攻撃的サイクルをコンセプトに決定しました。
残りは相性補完を重視し、電気の一貫を切って圧力を掛けるガブリアス、ハッサムと鋼枠の分担ができるヒードラン、ボーマンダ意識で霊獣ボルトロスをそれぞれ採用し構築を決定しました。
【ポケモン紹介】
道具:こだわりめがね
特性:ふゆう
性格:おくびょう
実数値:159(28)-a-101(4)-178(220)-131(4)-178(252)
技構成:りゅうせいぐん/サイコキネシス/シャドーボール/なみのり
~調整~
HB:A197メガルカリオのコメットパンチ耐え
HD:特化カプレヒレのムーンフォース耐え
C:あまり
S:最速
CSベースの眼鏡ラティオス。ハッサムの対面操作から圧力を掛けていく構築の主役です。明確な役割は後述のハッサムレヒレに一貫する電気やリザードンYなどです。役割対象が居なくても対面操作を駆使して有利対面が取れそうであれば特定のポケモン()が居ない構築には積極的に選出しました。選出した場合はラティオスの有利対面を狙い一貫する技や交換読みを行って崩していくのが基本になります。
技構成はメインウェポンで半減でも火力の出やすい流星群、安定技としてサイコキネシス、ラティオス受けに抜群で通りやすいシャドーボール、地面 + 鋼への一貫やヒードランを意識した波乗りです。
②ハッサム
道具:ハッサムナイト
特性:ライトメタル→テクニシャン
性格:いじっぱり
実数値:177(252)-203(116)-171(86)-c-127(52)-94(個体値29) ※メガ後
技構成:バレットパンチ/とんぼがえり/つるぎのまい/はねやすめ
~調整~
HB:A143ミミッキュのA↑4(Zシャドークロー+シャドークロー)リフレクター下で確定耐え
HD:特化ゲッコウガのZハイドロカノン最高乱数切り耐え
A:無振りアーゴヨン確定2発
S:メガ前でブラッキーに下から剣舞、メガ後でミラーやブルルに下から蜻蛉できるように無振り-1
意地耐久振りのメガハッサム。蜻蛉を絡めて対面操作を行い、他のポケモンで崩した後の詰めや掃除までの役割を担う構築の軸として採用です。高い耐久値と蜻蛉、バレットパンチの存在から選出すれば何かしら仕事がこなせるため高確率で選出します。最大の役割対象であるメタグロスにグロウパンチ持ちが増加していたため極力ラティオスやガブリアスと併せて選出し見てから蜻蛉で対応できるようにしていました。
他の技構成は、抜き性能が向上し立ち回り幅が広がる剣舞、低火力ポケモンへの詰めを意識した羽休めです。
道具:こだわりスカーフ
特性:ミストメイカー
性格:ひかえめ
実数値:151(44)-a-135-156(212)-150-137(252)
技構成:ムーンフォース/なみのり/リフレクター/トリック
~調整~
HD:C179アーゴヨンのヘドロウェーブ最高乱数切り耐え
C:あまり
S:準速
CSベースのスカーフカプ・レヒレ。主にゲッコウガの処理を意識して採用でサイクル下での通しと潰しを担います。相性補完やミストフィールドが優秀でハッサムと併せて実質的な選出の軸となっています。
ハッサムと選出することで、バレットと併せてハッサムレヒレを両睨みして来る高速アタッカー(ex. )をどちらかで突破できる、共通する受けポケモン(ex. )にトリックを刺しハッサムで詰められるようになる点は特に重要です。崩しと殴り合いを柔軟に行えるため流行の受け攻め両立パーティに立ち回りやすくなります。
技構成は安定一致技のムーンフォースと波乗り、崩しや起点作りになるトリック、ミミッキュとの偶発対面で使うリフレクターです。
道具:ドラゴンZ(ラムのみ)
特性:さめはだ
性格:ようき
実数値:183-182(252)-116(4)-90-105-169(252)
技構成:じしん/げきりん/ほのおのキバ(めざめるパワー草)/つるぎのまい
ASドラゴンZガブリアス。電気の一貫を無効で切って圧を掛ける役割と崩し枠を兼ねて採用です。ハッサム + レヒレ + ドラゴンの並びが対応範囲が広いため特にボルトチェンジの一貫を切りたい場合にラティオスではなくガブリアスを優先します。ミストフィールドはZの火力が落ちる可能性があるものの、ボーマンダの流星群やリザードンXの逆鱗を耐えたり、熱湯に臆さず後投げできるようになる点は重要です。
技構成はZの媒介の逆鱗、安定打点の地震、テッカグヤ意識で炎の牙、崩しを兼ねられるようになる剣舞です。
再戦が特に多いS17ではZを透かされて崩しきれなかったり、ゲンガーとの初手対面で鬼火や催眠を撃たれて負けることが多かったです。特に最終日前日にラッキー+ヌオー+ゲンガーの並びにそのようなケースで相当数負けました。そのため最終日のみラムのみ+めざめるパワー草で使用しました。
道具:とつげきチョッキ
特性:もらいび
性格:ひかえめ
実数値:181(116)-99-127(4)-200(252)-128(12)-113(124)
技構成:ふんえん/ラスターカノン/だいちのちから/がんせきふうじ
~調整~
HD:特化カプテテフのZきあいだま耐え
C:特化
B < D
S:S↓1最速霊獣ボルトロス抜き
HCSチョッキヒードラン。ギルガルドやカプ・テテフを主に意識して採用でコンセプトに添うようにC特化チョッキ型にしました。役割破壊を受けやすいポケモンなので範囲を広げ火力を上げることで最低でも裏の圏内まで迅速に削れるようになり選出しやすくなりました。
技構成は安定一致技の噴煙とラスターカノン、役割破壊のないリザードンに両対応できる岩石封じと大地です。
⑥霊獣ボルトロス
道具:オボンのみ
特性:ちくでん
性格:ひかえめ
実数値:185(244)-a-98(60)-198(116)-106(44)-127(44)
技構成:10まんボルト/めざめるパワー氷/きあいだま/わるだくみ
~調整~
HB:A207メガギャラドスのA↑1こおりのキバ確定耐え,特化メガボーマンダのすてみタックルで81.2%でオボン発動
HD:特化カプレヒレのZハイドロポンプ最高乱数切り耐え
C:11n,無振りメガボーマンダを乱数1発(81.2%)
S:最速テッカグヤ+3(ミラー意識)
耐久振りのオボン霊獣ボルトロス。主にボーマンダを意識して採用で1回は後出しできるようにオボンを持たせました。悪巧みも併せて採用することでHDマンダに起点にされることもなく崩し枠も兼ねられます。特にガブリアスで崩しにくいポリゴン2絡みのサイクルや潰しがボーマンダの受け構築に選出します。
技構成は安定技の10万、役割遂行のめざパ氷、崩し範囲が広がる気合い玉と悪巧みです。
【選出】
サイクルが基本なので相手によって変えます。特に多く選出したパターンが以下の2つです。
+ +( or):対応範囲が広く迷った際にした選出
+ +( or):受け攻め両立構築を相手にする選出
【結果】
TN:Kongo Iroha♦︎ 最高 2040 最終 19xx
TN:♪YuNi♪ 最高最終 2012
この構築での最高レートは2040でした。今期は序盤から本気で2100を狙っていました。早期の2000達成、数シーズン振りの2ロム2000を達成し立ち上がりは良かったものの最後には勝ちきれず実力不足を痛感する悔しい結果で終わりました。ただラティハッサムの並びは見た目のカッコ良さから憧れがあったものの使いこなせない構築だったので最後にそれなりの結果が出せたのはとても嬉しいです。
7世代もこれで終わり8世代になりました。剣盾では好きなポケモンの多くが登場しないため好きなポケモンがまた増えればいいなと思い色々使っていくつもりです。是非8世代でもよろしくお願いします!